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滝川市婦人会主催の滝川音頭教室に参加をしてきました。
それぞれの地域に○○音頭や○○踊りといったご当地音頭はあるでしょうが、滝川音頭とは滝川市開基70周年と市制施行を記念して誕生した踊りで、歌詞は市内の松田さち子さん作詞、吉田矢健治さん作曲、三橋美智也さん歌唱、三喜八千代さん振付で誕生したご当地音頭です。当時の記念パレードで市婦人会の皆さんが踊りを披露し、その後は「あんどん滝川しぶき祭り」や市内小中学校の運動会等で踊られていましたが、しぶき祭り終了後は踊りの機会が減少していました。
懐かしいしぶき祭りは、私も若い頃さらしに法被で、山車と一緒に市内を練り歩いた記憶はありますが、滝川出身ではない私は実は滝川音頭を一度も踊ったことがなく、せっかくの機会ですから教えていただこうと当日飛び入り参加をしました。
開催会場に到着、駐車場は空きがありません。盛況かしら!と思いながら会場へ。体育館に入る前には手指消毒、受付では市婦人会の皆さん方が、にこやかに挨拶をされています。氏名、連絡先を記入し、手作りの滝川音頭の歌詞カードをいただき、開始を待ちました。
色とりどりの法被に身を包んだ会員の皆さん、明るい笑顔がとてもまぶしく、活気あふれる場所に自分がいるのはいつぶりだろう・・・としみじみしていると開始時間になり、眞島会長のご挨拶、社協からの助成も紹介していただきながら、本日の指導者であります藤間真佐喜先生のご紹介へ、早速先生から「輪になり踊ってみましょうか!」と参加者の方が輪になっていきました。
滝川音頭は4番まであり、滝川市にちなんだ歌詞で構成されています。歌詞カードを見ながら、あのあたりの場所かしらと想像しながら、皆さんの踊りを目に焼き付けました。
休憩をはさみ、「次は輪に入りましょう!」と婦人会の方に背中を押され、「上手な方の後ろに入るといいわよ。」とアドバイスを受け、Oさんの後ろに立ちました。音楽が流れ右手、右足、左手左足、「えっ、えっ、えっ?手はどこへ次は?足はどこに???」まるで、壊れたロボットのようなぎこちない動き・・・先生の声に合わせながら、無我夢中に踊っていくうちに、なんとなく振りがつながってきているかも、この次はもう少し手の先に集中してみようか、目線に気を付けてみようか、とほんの少し余裕ができていくのが実感できました。
2回目の休憩は、先生からの特別レッスンを受ける参加者の方々。意識が高いなあ~と感心しながら、レッスン開始。会場を何周したでしょうか、いよいよ終了の時間が近づいてきました。最後の一周は、約2時間前の自分とは全く違っており、振りを覚えることができたという満足感に酔いしれていました。
滝川市に住む1人として、伝統ある滝川音頭を市婦人会の皆さんをはじめ地域の方と一緒に踊れたことは貴重な体験でした。さらに、全く知らない踊りの振り付けを覚えることができたことは本当にうれしく、決して忘れないぞ!と心に誓い(笑)、会場を後にしました。
外に出ると澄んだ青空が広がり、2月にしては寒さが少し緩んだ風が、踊りによる心地よい痛みが出だした身体にあたり、晴れ晴れいや、ほんわかとした何とも言えない気分にさせてくれました。
今回をきっかけに1人でも多くの方に滝川音頭を知ってもらえたら滝川市社協としてもうれしいかぎりです。
滝川市婦人会の皆さん!!貴重な体験をさせていただきありがとうございました。 (S♀)
今後も応援させていただきます!!
追伸:2回中止になりましたが、3月18日13:30~より、追加開催が決定しました!